それぞれの幸せなゴールを目指して

それぞれの幸せなゴールを目指して

神戸外国人救援ネットに関わらせていただき、5年が過ぎた。多文化共生という言葉が世間に溢れるようになって久しいが、神戸ほど外国人という言葉がしっくりくる街はない。そこに集う救援ネットの皆さんの専門的な知識がどれほど神戸に暮らす外国人に必要なものか、毎月の会議で丁寧に解決されて行く困窮事例からも明白である。そしてこのスペシャリスト達の集まりの根底に常に溢れるものは「愛」である。どれほど知識があろうとも この「愛」がなければ始まらない。

PHD協会が常に思い描く「それぞれの外国人にとってのよりよい幸せなゴール」を地道にひとつずつ追う姿こそ神戸外国人救援ネットに等しく繋がる思いであると思う。この思いを1人でも多くの困窮外国人に届けられるよう、皆様の共感をお待ちしています。

濱 宏子

公益財団法人PHD協会 みんなのいえ施設長 

特定非営利活動法人NGO神戸外国人救援ネット 運営委員